65:名無しNIPPER[sage]
2018/08/16(木) 03:34:51.07 ID:1RkWeFQA0
彩「うん、ただいま! あれ、どうしたの、麻弥ちゃん、イヴちゃん、千聖ちゃん? なんか顔色悪くない?」
麻弥「い、いえ……」
イヴ「なんでも……ないです……」
千聖「そ、そう、ね」
彩「ふーん? ……あっ」
千聖(と、そこで彩ちゃんが机の上のスケッチブックに目をやり、小さく声を漏らす)
千聖(その反応に冷や汗が滲む)
彩「あー、この絵……見られちゃったんだ……」
千聖(バツの悪そうな顔をして、彩ちゃんは頬を小さく掻く。私は少し大きく息を吸い、意を決して言葉を投げる)
千聖「あっ、彩ちゃん、その、この絵は……」
彩「んとね、これね? あの……恥ずかしいんだけどさ、一時の気の迷いっていうか……中二病? っていうのかな?」
千聖「ちゅ、中二病?」
彩「うん……こういう作風の画家さんに憧れてた時があってね? それを描いてみたんだ」
日菜「あはは、あこちゃんみたいだね」
彩「もー、黒歴史だから見られたくなかったのに……日菜ちゃんでしょ、ホチキス外したの」
日菜「ごめんごめん、気になっちゃって」
彩「まー、絵を見ていいよって言ったのは私だし……しょうがないか」
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