66:名無しNIPPER[sage]
2018/08/16(木) 03:35:44.65 ID:1RkWeFQA0
千聖(そう言う彩ちゃんの様子はいつもと何も変わらなかった)
千聖(ということは、今しがた見ていた絵といつもの彩ちゃんはなんら関係がないんだろう)
千聖(そう思って、私は大きく息を吐き出した)
千聖(ずっと強張っていた身体の力がようやく抜けてくれた)
彩「えっと、ごめんね? あんまり見てて気持ちのいいものじゃなかったでしょ?」
麻弥「い、いえいえ……勝手に見たのはジブンたちですから」
イヴ「そ、そう、ですね……でも、確かにちょっと怖かった……です」
彩「うう、怖がらせちゃってごめんね、イヴちゃん」
千聖(彩ちゃんは縮こまっているイヴちゃんの頭を撫でる)
千聖(……あの絵が彩ちゃんの本当の気持ちだとか勝手に考えていたけど、それは考え過ぎね)
千聖「でも、彩ちゃん、このスケッチブックの絵は十分趣味だって言っていいものだと思うわよ」
日菜「うん、あたしもそう思う!」
麻弥「ですね。プロの絵描きさんと比べても遜色しないですよ」
イヴ「はい! 最後の方はちょっと……ですけど、他の絵はとても素晴らしかったです!」
彩「ほんと!? えへへ、じゃあ次のインタビューで、これが趣味だって言ってみるね!」
彩「みんな、この絵を褒めてくれてありがと!」
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