38:名無しNIPPER[sage]
2018/08/15(水) 12:23:10.30 ID:TejnHRCr0
蘭(ひまりはそう言ってギュッとあたしを抱え込む)
蘭(ものすごく柔らかい感触がした)
蘭(……ひまり、太ってるとか言うけど、これ胸が大きいだけじゃないの?)
巴「本当はコイツがひまりを気遣ってくれたんじゃないか?」
巴「キチンとダイエットできるように運動させようって」
ひまり「そうかなぁ? そうだったら……えへへ、ありがとね、猫ちゃん」
巴「なんかこういう不器用な気の遣い方も蘭にそっくりだな」
ひまり「ね! ありがと、蘭」
蘭(ひまりはあたしの顔を覗き込み、朗らかな笑顔でお礼を言ってくる)
蘭(本来であれば微笑ましいやり取り……なんだろうけど、流石にこれはあたし自身に直接言われてるみたいでものすごく気恥しい)
ひまり「わ、きゃっ」
蘭(あたしは身をよじってひまりの胸から逃げ出す)
巴「……照れ隠しか?」
蘭「……にゃ」
蘭(2人から少し距離を置きつつ、別に、と鳴く)
ひまり「あーあ、嫌われちゃった」
巴「ま、猫なんて気まぐれだしな」
ひまり「だよね〜。それじゃあね、猫ちゃん」
蘭「にゃー」
巴「律儀に鳴き返してら。じゃーなー」
蘭(手を振る2人に対して、あたしは尻尾を左右に振る)
蘭(……まぁ、気恥しいは気恥しいけど、ひまりの胸に抱かれるのも、巴に力強く持ち上げられるのも、悪くはなかったかな)
157Res/161.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20