147:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/19(日) 13:23:02.44 ID:L7rMXKsm0
「はぁぁ……自分も生まれ変わってみなさんと同じクラスになりたいっす」
「しかしうさぎ殿は進級でクラスが同じになる可能性もあるのではないか」
「あ、言われてみれば」
「じゃあ他のたらればね」
「え、えっと……それじゃあ、何事にも動じない人間になりたいっす」
「例えば?」
「こう……自分の芯をしっかり持って、好きなものは好きだとハッキリ言える人間、っすかね」
「たえちゃんがそういう人間……」
「想像が出来ないわ」
「それ……分かる」
「流石かすみんセンパイ……やっぱりセンパイは自分の良き理解者っす」
「その良き理解者が自分と同類だと知った瞬間のうさぎ殿がこちら」カチ
『ええええっ! そうなんすか? こっちがホント? マジで!? そうなの? ねえ、そうなの? かすみん』
「え、ちょっ……」
『元気だしてってば、かすみん! きっといい返事があるって。めそめそすんなって!』
「ニンジャセンパイ、いつ録ってたんですかこれ!?」
「これぞタンバ流ニンジュツのシンズイ……」
「確かに芯がぶれっぶれだわ」
「へぇー、たえちゃんってこうやって喋る時もあるんだ」
「あ、あああの、これはなんと言いますか、ついテンションがサンダーボルトだったというか……ごめんなさい、かすみんセンパイほんとごめんなさい、反省してます、ごめんなさい」
「え、えっと、わたしはあの時、励ましてくれて嬉しかったよ」
「か、かすみんセンパイ……! やっぱりセンパイは自分の最大の理解者っす!」
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