148:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/19(日) 13:23:38.87 ID:L7rMXKsm0
「まぁ……おたえのそれは正真正銘生まれ変わらないと治らないわね」
「せっかくの美形がもったいない。うちのように泰然としてればいいのに」
「そういうりみちゃんはないの? 生まれ変われるなら、って」
「うちにはない。うちは何度生まれ変わろうと師匠と出会って、日本一のバンドに入ってん本一の仲間たちを支え続ける」
「りみりん……」
「だからガマガエルの親分はうちが倒すねんよ。みんなは安心しててなー」
「意味分からない。りみはホント、今すぐにでも生まれ変わって、そういうヘンテコなとこがなくなった謙虚で可愛げのある女の子になればいいのに」
「失礼な。うちは今でもキュートでパーフェクトなピンク色の女子高生である。ヒキコモリのクラベン系女子とは違うのだよ」
「もうヒキコモリじゃありませーん」
「ではここで半年前のベンケー殿を振り返って頂こう」カチ
『うるさいわね。別に怖くないわよ。あたしは自分の属性のフィールドにいないと能力が制限されるのよ』
「ちょ、なんで録って……!」
『あたしはただ、周りにこんなにJKがいるなんて、ギャルゲーみたいだなって緊張してるだけよ』
「すっごいか細い声だねえ」
「これが学校でのベンケー殿の標準なのであった」
「へぇ〜」
「この時の有咲ちゃん、小動物みたいで可愛かったなぁ」
「〜〜っ!」
「有咲センパイ、顔真っ赤っすね。でも恥じることなんてないっすよ、自分がついてるっすから」
「そうだよ有咲ちゃん。わたしもいるから」
「フォローになってないわよ、それ!」
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