国王「勇者よ、周りの者に別れの挨拶をすませておくんだな」
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17
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◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/14(火) 01:12:24.17 ID:9h5rKYd00
〜〜〜〜〜
勇者「さて、私は頑張りました」
勇者「手は尽くしましたけど、魔王討伐に出立する準備が整いませんでした」
以下略
AAS
18
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/14(火) 01:15:43.18 ID:9h5rKYd00
今日の投下はここまでです。
続きは明日……というか明日完結です。
19
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/08/14(火) 19:54:47.50 ID:Cenybu0Y0
とりあえず、完結待ちかな
20
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/15(水) 00:15:10.73 ID:d3c3NbiU0
勇者「というわけで、到着予想地点に来てみましたが……」
勇者「王都園球場じゃないですか、ここ」
勇者「まずいですよ、これは」
以下略
AAS
21
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/15(水) 00:17:28.50 ID:d3c3NbiU0
実況「東陵騎士道高校と西光魔導学院の対戦、2対3で9回の表、1アウトランナー2塁です。8番の東打者1がバッターボックスに入っています」
実況「1球目の投球……大きい当たり……ライトにあがって……!」
魔王「フハハハ! 人間どもに暗黒の明日というものを見せてくれよ……グフッ!」
以下略
AAS
22
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/15(水) 00:19:34.33 ID:d3c3NbiU0
実証「球場は異様な空気に包まれていますが、試合はそのまま続行します」
勇者「あのー、魔王がライト付近で倒れたままなんですが」
実況「バッター9番の東打者2。ピッチャー1球目の投球……」
以下略
AAS
23
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/15(水) 00:22:44.05 ID:d3c3NbiU0
魔法使い「やっぱりバカンスに行きたくて、勇者を追ってきた」
魔法使い「追ってきてみたら、球場で魔王が攻撃されていたので、つい……」
勇者「いや、別に魔王は攻撃されていたわけではないんですけどね」
以下略
AAS
24
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/15(水) 00:24:57.16 ID:d3c3NbiU0
審判「ただいまの投球ですが、投球時に公式球以外の球を投げたのであれば偽投としてボークになるところでしたが……」
審判「魔道動画をチェックした結果、投球時は公式球が投げられていたことが確認されましたので、投球が障害物に当たったのみと解釈し、ノーカウントとします」
勇者「いや、これは一体どういう……?」
以下略
AAS
25
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/15(水) 00:27:15.07 ID:d3c3NbiU0
実況「バッター9番の東打者2。ピッチャー2球目の投球です」
魔王「そこの弾を投げている人間と棒を持っている人間よ! 我に歯向かうということがどういう意味か思い知るがよ……うおっ!!」ザシュッ!!
実況「ああっと、東打者2選手が思い切りバットを振りぬいたところに再び魔物が現れ、バットで打ち据えられた魔物がその場に倒れこみました!」
以下略
AAS
26
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/15(水) 00:29:02.71 ID:d3c3NbiU0
勇者「ああ!? あなた真性の馬鹿ですか?? なんで愚民に祝福の剣をフルスイングさせちゃってんの???」
魔法使い「あの選手、見たところ聖なる武器の耐性がありそうだった」
勇者「だからって愚民を戦線に巻き込んじゃいけないの!」
以下略
AAS
27
:
◆aS6s1yQvvE
[saga]
2018/08/15(水) 00:31:34.28 ID:d3c3NbiU0
東打者2「おい西光! 散々俺達のチャンスを潰しておいて、今度はくだらない時間稼ぎかよ!」
西投手「んだと? バッターボックスで武器を振り回すてめーが何ほざいてんだコラ!」
西投手「騎士はルールより武器が大事ってか、クソ脳筋どもが!」
以下略
AAS
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