国王「勇者よ、周りの者に別れの挨拶をすませておくんだな」
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27: ◆aS6s1yQvvE[saga]
2018/08/15(水) 00:31:34.28 ID:d3c3NbiU0
東打者2「おい西光! 散々俺達のチャンスを潰しておいて、今度はくだらない時間稼ぎかよ!」

西投手「んだと? バッターボックスで武器を振り回すてめーが何ほざいてんだコラ!」

西投手「騎士はルールより武器が大事ってか、クソ脳筋どもが!」

東打者2「ネチネチと陰険な魔術にうつつを抜かす卑怯者に言われる筋合いはない!」

西投手「なめんなコラ!」

東打者2「貴様は万死に値する!」チャキッ

西捕手「待て、東打者2。私だってこんな試合に納得はできぬ。されど我らが怒りの矛先を向けるべきは、互いのチームではなく異世界より現れし闖入者ではないのか?」

東打者2「いや、貴様のところのバカ投手が喧嘩を……」

西捕手「それはすまない」

西捕手「おい西投手! 我らが雑言を浴びせるべきは試合相手ではなく……って、止まれ。何でこっちに向かってくるんだ!? 話を聞け!」

実況「大変です! 西投手が叫びながら東打者の元に駆け寄っています!」

解説「この様子を見て両校のナインがバッターボックス付近に集まっていますね……。魔物を挟んで、両校のナインが対峙する形となってしまいました」

実況「ああっと、魔物を挟んで乱闘が始まってしまいました! 球史に残る汚点として語り継がれることでしょう」

勇者「だから言ったんですよ。愚民を意図せぬ形で戦闘に巻き込むと、話がこじれると……」

魔法使い「ごめん勇者。武器のすりかえタイミングが難しいから黙ってて」

勇者「魔法使い、この期に及んで魔法で遊んではいけません!」

魔法使い「うるさい……っ!」


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