国王「勇者よ、周りの者に別れの挨拶をすませておくんだな」
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22: ◆aS6s1yQvvE[saga]
2018/08/15(水) 00:19:34.33 ID:d3c3NbiU0
実証「球場は異様な空気に包まれていますが、試合はそのまま続行します」

勇者「あのー、魔王がライト付近で倒れたままなんですが」

実況「バッター9番の東打者2。ピッチャー1球目の投球……」

魔王「ぐぬぬ、我を愚弄するとは許さん! 棒を構えている貴様の仕業か!」

実況「ああっと、今度は魔物のようなものがバッテリーの間に現れて……投球が魔物に当たった!?」

魔王「ぐ、ぐあああぁぁ……っ!!!」

実況「魔物のようなものはその場にうずくまって動けません。これはどうしたことでしょう?」

勇者「これはどうしたことでしょう。人間ならともかく、魔王が投球程度で動けなくなるほどのダメージを受けるとは思えないのですが」

勇者「その程度ならこの私がとっくに討伐していますよ」

勇者「まっ、まだ魔界にも行ったことがないんですけど」テヘッ

実況「おや? 魔物らしきものに当たった球がまばゆい光を放っていますね」

勇者「!! 聖芯弾!?」

????「うん」コクコク

勇者「いやいやご冗談を。あれは祝福の剣と同じ素材を弾の芯に埋め込んだ特殊な弾で、勇者以外は持つこともできない聖なる武器……」

勇者「って、魔法使い!? なんでここにいるんですか?」


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