106:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 01:37:07.63 ID:w6V3e5/y0
でも、私達がむかっているのは、会場ではなかった。
会場に向かう前に、一つ寄り道をしようとしていた。
舗装された道を離れ坂を上がっていくと、その建物は見えてきた。森の中に佇む、大きな建物。
「ここであってるよね?」
車を降りながら、訝しげに言った関ちゃんプロデューサー。
他のみんなも車から降りてきたとき、ペンションの扉が開かれ、中から人影が現れた。
私はパッと明るくなる。
プロデューサーさんだった。
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