ティオナ「アルゴノゥト君……食べていい?」ベル「ダ、ダメですよっ!!」
1- 20
3:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/11(土) 22:20:52.87 ID:6RuttCED0
ティオナ「よくわからないって言うけどさー。何度もあの子の修行を手伝ってあげてるよね」

アイズの返答に対して、異を唱えるティオナ。
上目遣いで探るような視線を向け真意を問う。
たしかにベルには戦闘の手ほどきをしてきた。
強くなることを望む彼の助けになりたかった。

それに、膝枕もしてあげたかったし。

とはいえ、それが恋愛感情かは不明である。
そもそも、修行内容はただの戦闘訓練なのだ。
別に逢瀬を重ねていたわけではない。訓練だ。
たまに、一緒にお昼寝なんかもしたけれど。
それでも、だからと言って、デートではない。

だいたい、ベルは他の子とデートしてるし。

主神である胸の大きな可愛い女神様とか。
ハーフエルフのギルド職員の女の子とか。
パルゥムの女の子とか、獣人の女の子とか。
いつも見かけるたびに、別の女の子と居る。

あの子はわりと節操がないのかも知れない。
先程良い子とは言ったものの、悪い子かも。
そういうのは、よくないと思う。浮気はダメ。
もっと一途に、ひとりの女性を愛するべきだ。

このモヤモヤした感情の根源も、不明だった。

これが俗に言う嫉妬なのかも知れないけれど。
どうにも理由がわからない。根拠が乏しい。
このモヤモヤが恋愛感情に基づくものなのか、はたまた可愛いペットに対するものなのか。
大事に育てた白兎を奪われたくない一心ならば、それは恋愛感情からはかけ離れている。

というか、ティオナだって一緒に修行したし。
それで疑うのならば、彼女だって同じだろう。
だからアイズは、逆にティオナに聞いてみた。

アイズ「そう言うティオナは、ベルのことをどう思っているの?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
20Res/26.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice