ティオナ「アルゴノゥト君……食べていい?」ベル「ダ、ダメですよっ!!」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/11(土) 22:56:32.01 ID:6RuttCED0
アイズ「ティオナ、どういうこと?」

ティオナ「えっ? なんのことー?」

数日後、【黄昏の館】にて。
ティオナに詰め寄るアイズ。
元々表情の乏しい彼女だが、今日は違う。
柳眉を逆立てて、ひどく怒っている様子。
しかし、ティオナはとぼけている。

アイズ「ベルとのこと、噂になってるよ?」

ティオナ「あちゃ〜! 参ったなぁ〜!」

わざとらしく顔を覆う仕草。なんかむかつく。

近頃、冒険者達の間で広まっている噂がある。
その内容は、都市を揺るがす程の大ニュース。
《大切断》ティオナ・ヒリュテに男が出来た。
しかも、その相手がなんと《白兎の脚》ベル・クラネルというのだから、聞き捨てならない。
なんでも、2人は手を繋ぎ、ダンジョンでデートをしていたのだとか。その真偽を問いただす。

アイズ「ベルと手を繋いでたって、本当?」

ティオナ「うん! おしっこもかけちゃった!」

は? 彼女は今、なんと言った?
アイズは耳を疑う。信じられない。
信じたくない。ベルに、かけただと?
聞き間違いであって欲しくて確認する。

アイズ「何を、かけたの……?」

ティオナ「だからぁ〜おしっこだってばっ!」

聞き間違いではなかった。よもや、まさか。
どうやら本当に、おしっこをかけたらしい。
テーブルに両手を叩きつけて、立ち上がる。


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