ティオナ「アルゴノゥト君……食べていい?」ベル「ダ、ダメですよっ!!」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/11(土) 22:48:45.12 ID:6RuttCED0
ティオナ「あたし、もう我慢できないっ!」

とうとう、ティオナさんに押し倒された。
しかし僕はうつ伏せだ。まだ猶予はある。
だけどこれが最後だ。もはや、後はない。

ベル「ティオナさん、考え直してください!」

ティオナ「考えてもわかんないもんっ!」

ベル「お願いです……じゃないと、僕は……!」

ティオナ「うるさい! とにかく食べるのっ!」

駄目だ。全く僕の声が届いていない。
ティオナさんは完全に狂化招乱状態。
つまり、バーサクモードである。狂戦士だ。
そんな彼女を正気に戻すには、これしかない。
たとえ、英雄になることを諦めたとしても。
それでも僕はアイズさんのことが好きだから!

それは100年の恋すら冷めるであろう、禁忌。
ゴォーン、ゴォーンと、やり止まぬ、鐘の音。
溜めに溜めた、『それ』を、僕は解き放った。

ぶりゅっ!

ティオナ「……えっ?」

ベル「フハッ!」

嗚呼、神様。英雄になれなくてごめんなさい。
そんなものよりも守るべきものがありました。
僕は一途に、アイズさんへの愛を、貫き通す。


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