巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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244:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2018/12/08(土) 20:04:03.04 ID:bKKTIJrh0
おしおき装置内

巌窟王「……」ゴボゴボ

巌窟王(物凄く苦しい! 仮にも霊体だというに、ただ水の中にいるだけで凄まじい不快感だ!)

巌窟王(久しいな。これが酸欠の感覚か)

巌窟王(……さて。しかしどうしたものか。俺より先に沈んでいたナーサリーは俺の比ではないはずだ。一刻の猶予もない)

アンジー『秘密子から伝言ー!』

巌窟王「!」

巌窟王(念話か……)

アンジー『水を運ぶ機構がどこかにあるからそれをぶっ壊して、だってー!』

巌窟王(バカな。そんなことをしたところで水が消えるわけではないぞ。魔力の無駄だ)

アンジー『あ、いや違くて。水をもっと多くしてほしいんだってー!』

巌窟王(何?)

アンジー『多分そうすればおしおきのシークエンスを時間的に短縮できるんだってさー。水が一定まで溜まったらすぐ排水!』

アンジー『……って仕掛けになってるからさー!』

巌窟王「……」

巌窟王(その場合、水圧の急激な増減でナーサリーに負荷がかかるだろうが……やらないよりはマシか!)




裁判場

最原「そうか。水が一定以上に溜まったら排水する手順になっているのなら……!」

夢野「もっと入れてやればいいんじゃ。そして速やかに排水。楽勝じゃろ」

百田「お、おお……すげぇ! 夢野すげぇな! よく気づいたもんだ!」

東条「それなら直接的に排水機構を破壊すればいいんじゃないかしら」

夢野「お勧めはできんのう……檻の関係で」

獄原「檻がどうかしたの?」

夢野「アンジー。続けて伝言じゃ。ちゃんと伝えるんじゃぞ」


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