杉山「大野なんて死ねばいいのに」
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49: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 21:12:15.12 ID:yVF65aIb0
杉山「…。」

大野「気に食わなかったんだ、いつも一緒に居たのに俺が東京にいっても平然としててさ。」

大野「お前に付きまとってたのも、女とったのも、全部そう。」

大野「高校離れたら、また東京と清水時代に逆戻りだろ?だから勉強してほしかったし。女と遊んでフラフラして、それ俺に自慢してきたことも根に持ってたし。」

大野「あーあ、でもそれも今日で終わりだな」

杉山「良かった」

大野「は?」

隠してる、そうあの女がいった割にはべらべらしゃべり続ける大野。

杉山「まさか俺、好きだなんて言われるんじゃないかと」

俺がそう笑って見せると、大野は酷く困惑したように言葉を詰まらせた。
口から言葉が、勝手に溢れ出してくる。



杉山「ずっと俺も思ってたよ、気持ち悪いって」



杉山「いくら仲良いって言っても俺にも友達は居るしさ、ちょっとべたべたしすぎ。」

杉山「最初は東京からこっち戻って来たばっかでまたこっちに馴染むのキツイだけかな?って思って一緒に居てやってたけど。」

杉山「だんだんお前に対しての誤解がつのってった。」

杉山「だからお前があいつのこと抱いたって知った時、めちゃくちゃ腹立ったけどなんか安心したよ。」

大野の掌を掴んだ。

杉山「だって俺、お前は男にしか興奮できないと思ってたしww」

こわばってた大野の腕から、ふっと力が抜けるのがわかった。



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