20: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/04(土) 00:47:44.81 ID:nCh+XXic0
杉山「あーそうだよな心配かけてごめんな、ちゃんと勉強するからさ」
大野「思ってねぇだろ、杉山」
杉山「…何」
大野「お前の彼女だって受験あるんだろ、別れたほうがお互いのためじゃねぇの」
大野の言葉は、別に思い感じで発されたものではなかったけど、だからといって他人事だと軽く発されたものではないようだった。
だからこそ、
杉山「ごめん。俺それだけは考えらんねぇ」
そんな俺に大野はため息をついて精々冬にでも焦ることだな、と参考書に目を落とした。
夏休みが終わる頃だった、突然彼女が冷たくなりだしたのは。
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