杉山「大野なんて死ねばいいのに」
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1: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/03(金) 12:35:13.06 ID:gfGSaD+l0
何処までも対等だと信じていた友達に劣等感を抱き始めたのはいつからだっただろう。

「東京から転校してきた大野けんいちです。」

まだこのこの学校の制服を持っていないという大野の身を包んでいた紺色の制服が、この田舎の中学校には不相応すぎて、変に浮いていたのを覚えている。


大野「杉山!」

杉山「大野!お前なんで…!」

HRが終わってすぐさま、俺の席に駆け寄ってきた大野を見て、椅子がはじけるほど思いっきり席を立ってしまった。
身長も伸びてるし、声変わりもしている。
でも大野は何年越しに見てもやっぱり大野のままで。
変わらない親友の姿を突然目の当たりにして俺は胸が詰まるほど嬉しかった。

大野「俺、この秋からまたこっちの学校通えるようになってさ」

杉山「なんで先に言わねえんだよ!言ってくれれば駅まで迎えに行ったのに!

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