マリ「超特急デネブ?」結月「そうです」
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315:名無しNIPPER[saga sage]
2020/01/17(金) 16:33:17.35 ID:KOzKQsUKo

みこと「あの……秋槻さん……今日もお願いが」

秋槻「あぁ、はい、どうぞ」

みこと「あ…ありがとう」

マリ「ん?」

料理長「電話……?」

秋槻「見たい動画があるそうです」

みこと「キマリさん達の……南極の話」

マリ「あ、まだ見ててくれてるんだ?」

みこと「うん。まだ全部見てないから」

車掌「会社のスマホは壊れてしまったと聞きましたが……?」

秋槻「まぁ、夜だからプライベートの方にはかかってこないでしょう。
   でも、もしかかってきたら持ってきてね」

みこと「うん」

マリ「今どこまで見終わったの?」

みこと「船の中。もうそろそろ南極に着くって」

マリ「そっかぁ……1年も経ってないのに、随分前に感じるなぁ。変な感じ」

秋槻「……去年の今頃ってどうしてたの?」

マリ「えっと、準備してたから……バイトして、合宿して、またバイトしてました」

料理長「さっき言ってた……目指している場所って、そこ?」

マリ「そうです。もう一度、みんなで」

秋槻「――……」

みこと「キマリさん、報瀬さんのことで聞きたいことが……」

マリ「うん?」

みこと「報瀬さん、どうして髪を切ったの?」

秋槻「…………」

マリ「それは……。うーん……うーーん……」

みこと「聞いてはいけないことだった?」

マリ「そうじゃないけど……。うん、本人に直接聞こう」

みこと「聞いてもいいこと?」

マリ「きっと答えてくれるよ。だけど、私が言っていいことじゃない……と思うから」

秋槻「……」

料理長「……」

車掌「飲んでしまったら、今日はもう寝ましょう」

マリ「え、でもまだヴェガの話が……」

車掌「夜更かしはいけません。
   早寝早起きして、観光を楽しんだ方がいいと思いますよ」

マリ「でもでも……。あ、そうだ……。明日は朝から練習があるんだった」

料理長「なんの練習?」

マリ「なわとび大会の練習です。乗客のみんなで出ます」

秋槻「……やっぱり、変な味」

みこと「……」



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