157:名無しNIPPER[saga sage]
2018/12/06(木) 13:34:03.35 ID:mha1Smx5o
秋槻「そういう人たちに憧れてたはずなのに……って、ショックだったなぁ」
みこと「だから、無理にみんなのノリに合わせたの?」
秋槻「そう見えた? あれが俺の地だったのかもしれないよ?」
みこと「そうだったら、日向さんと栞奈さんと気が合うよね」
秋槻「あはは、そうだね。一緒に盛り上がってただろうね」
みこと「……」
秋槻「……やっぱり、同い年だったらって思うよ。今は一緒に盛り上がれないかな」
みこと「カッコ悪いから?」
秋槻「…………」
みこと「……」
秋槻「7つも歳が離れてるのに、ノリを合わせて盛り上がろうとするのはカッコ悪いな」
みこと「……」
秋槻「でも、旅の途中だしな……とも思ってる」
みこと「カッコ悪くてもいい?」
秋槻「うん、少しずつ……そう思えるように……いや、思いたいなって」
みこと「……難しい」
秋槻「余計なことばっかり考えてしまうのは、俺の性分か、大人だからか」
みこと「面倒くさいね」
秋槻「本当に、大人って面倒くさい。素直に楽しめる大人になりたいなぁ〜」
みこと「……」
秋槻「と、そんなこと考えてた。聞いてくれてありがとう」
みこと「いい旅にするように、って約束したから」
秋槻「……え?」
みこと「みんなでいい旅にしたいから」
秋槻「そっか……」
みこと「うん」
秋槻「……――ありがとう」
……
…
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