511: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/07/18(木) 05:05:54.67 ID:bgBXNCBDO
お酒の話からかの国が動き出した。まあそれは単なるきっかけだったのだろうが
「未だにガングートさん達を諦めていなかったんですね…しかも人質まで取って」
大きい方のヴェールヌイさんの大切な人やその家族を人質に取り、使者として利用していたらしい
司令官達が説得するも失敗、自殺を図ろうとしている所を白露さん達に止められていた
そこに夕立さんも現れ、最悪の結果を迎えていた事をヴェールヌイさんに語る
「…彼女の旦那さんは既に殺されていた…それが人間のやる事なの…」
潜水新棲姫「仮に任務に成功してもその後利用価値が無くなったアイツは報復を防ぐ為に結局処分される。端からそういうシナリオだったのだろう」
「そんなの…おかしいです…」
潜水新棲姫「そうだな…ワタシもそう思うよ…。国という単位においては個人の情など入る余地は無いのだろうな、やり方は甚だ前時代的だが」
「そういえばこの国でも似たようなものでしたね…」
人質を取って弱味を握り、好き勝手に利用して最後には…大本営や組織の得意技だ
そしてその後夕立さんが動いてそんな命令をしたかの国の人間達も粛清されたらしい。これが正しく因果応報というやつだろう
だけど人質として殺されてしまった人は帰ってこない。唯一の救いはその人の家族は無事だったという事だろうか
ヴェールヌイさんの旦那さんはそれは勇敢な人だったのだろう。自らを犠牲に家族を救ったのだ
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