488: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/07/08(月) 01:30:14.22 ID:qkqheJjDO
潜水新棲姫「ワタシの最大の誤算だったよ、まさか漣までこちらに…あんなにも早く来ていたなんて…」
「…予想出来なかったんですか?」
潜水新棲姫「…ショックを受けて落ち込みはするだろうがテイトクや仲間が支えてくれるだろうと思っていた」
「実際は支える暇もありませんでしたが…」
漣さんは良くも悪くも思い立ったら即行動の傾向がある。これまで見ていて誰かが気付いても既に結果が出た後な場面はいくつもあった。それよりも…
「貴女は自分自身と漣さんの想いを過小評価していた。自分が居なくなっても大丈夫だろうと」
潜水新棲姫「…そうだな」
見るからにしょんぼりしてしまう潜水新棲姫。むう…これでは私がいじめているみたいだ
「と、とにかく漣さんを見て貴女は隠れていたという事なんですね」
潜水新棲姫「…ああ、ここでワタシに会ってしまえばあいつは帰る意志を完全に捨て去るだろう。あくまで漣には生きて幸せになってほしいんだ」
そして漣を幸せにする役目はあのワタシに譲る。今ここに居るワタシが罪を担うと曇りの無い目をして言う
深海棲艦とは何なのだろう。これほどまでに純粋で強い。どうして彼女達と戦争なんてする羽目になったのだろう
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