452: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/06/02(日) 00:21:35.16 ID:+VdBHynDO
手紙には暗号で漣さんへの依頼?指令で組織の技術を奪えと書いてあったらしい
「漣さん…貴女いったい何者なんですか…」
漣「そう言われても…」
そして更に別の手紙には今度は漣さん本人の字でなんと暗殺依頼が書かれていたのだという
そこからの話し合いは聞くに耐えないものだった
「…何ですかこれ、まだ疑惑の段階でよくもまあこれだけ好き勝手言えますね…」
かつて漣さんは司令官を取られた腹いせに鎮守府を組織に狙わせ、なおかつ龍驤さんの浮気相手までも暗殺依頼の標的にしていた…ちょっと飛躍しすぎではないだろうか
漣「…」
「漣さん…なんで否定しないんですか…?あの話は本当に…?」
漣「…解りません、今の私にはその記憶が無いみたいです。だけど…ふふっ…」
俯き加減の彼女が笑う
漣「あの頃の私ならもしかしたらそんな考えを持っていたとしてもおかしくないかもしれませんね…いえ、おかしくなっていたと言った方が正しいかな…?」
失念していた、愚かな事に
状況から考えれば今の彼女の精神状態はその頃より尚酷い状態になっているのだ。一連のやり取りを見せたのは失敗だったと激しく後悔した
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