453: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/06/02(日) 00:23:30.97 ID:+VdBHynDO
とはいえ漣さんは特に暴れだすという事も無く表面上は冷静なように見える
むしろそんな状態の方が遥かに恐ろしいのだが…
そして一人部屋に帰った重巡さんが漣さんを呼んでいる、直接話を聞こうというのだろう
「もう観るのは止めましょうか…」
漣「構いませんよ、まあ重巡に何を聞かれても答えられる事などありませんが…」
漣さんは映像を切り替える。正直人の精神世界の映像まで映し出せるこのテレビがいまだに理解出来ない
漣さんの精神世界には誰も居なかった。まあ当然だ、本人はここに居るのだから。漣さんも会うつもりは無いようだ
そうしていると富士さんが代わりに応対しているのが見えた。そして漣さんを必死に庇っている
その反応はつまりは…あの話が事実だと裏付けている事になるのか…
漣「…富士は…どうして」
「え?」
富士さんが必死に擁護するその姿を漣さんはじっと見つめている
漣「一度は私を見逃して…二度目は私の自殺を止めてこんな所に連れてきた…そして私なんかをあんなに必死になって庇ってる…意味が解らない」
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