393: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/05/18(土) 06:03:10.29 ID:ksNFMuDDO
ある日の鎮守府に突然早霜が現れた。朝霜に掛けた暗示を解きたいのだと必死に訴えかけている
「早霜って確か…どうしてここに…」
『ふむ、どうやら早霜が頼み込んで送ってもらったみたいだよ』
内容をぼやかして話す私とY子さん。もう既に知っているのか、まだなのか、どちらにせよなるべく避けようというのが私達の結論だ
Y子さんが私に教えてくれた話では整備士さんは呂500さんが傀儡化された事に勘づいたらしくこの鎮守府を警戒し始めたらしい
下手をすればもう協力を仰ぐ事は出来なくなるのかもしれない。それどころか敵視までされたらどうなるのだろう
鎮守府の皆やアケボノさん達に囲まれたまま朝霜を説得する早霜
しかしやはりこれまでの行いが悪すぎたのだ。受け入られる事はなかった。そしてアケボノさん達は早霜を捕まえ姿を消した
『…早霜はアケボノ達の仲間まで手にかけてる…あれはもう殺されるね』
「…えっ」
私は龍驤さんに抱き締められ泣きじゃくる朝霜さんの姿を見ながらその映像を切り替えた
そこが何処かはわからない。早霜はあの女幹部――菊月やアケボノさんリュウジョウさん、その他見た事が無い艦娘達に囲まれ、詰問されていた
彼女達が聞くのは自分達の司令官である深海提督の安否と居場所
しかし
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