291: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/04/12(金) 07:18:53.21 ID:OcSTB+ZDO
私がここに居る、つまり自分は死んだ、死、そこまで連想して思い出したのだろう。彼女の顔が青ざめていく
漣「私…は確か…消えようと…」
【私が連れて来たのよ。そしてここは彼岸と此岸の境目の世界。分かりやすく言えば三途の川よ】
漣「貴女は…富士…。…どうして?どうしてそんな余計な事をしたんですか!私はもう何もかも嫌になった!だから終わりにしようとしたのに!」
「…余計な事ですか」
私は思わず口を挟んでしまう。どうも最近の私は富士さんの肩を持つ傾向にあるらしい
漣「朝潮…貴女は私達の知ってる朝潮なんですよね?」
「はい、自らの憎しみに負け自殺したあの朝潮です。負け犬です。貴女もそうなるんですか?」
漣「な…!」
カアッという音が聞こえそうな程、彼女の頭に血が登ったのが判った
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