232: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/27(水) 01:43:38.66 ID:OVYeofFDO
砲撃の音はしなかった
いや、したのかもしれない
私の放った砲弾が淡い光を放ちながら黒い刃をいとも簡単に貫き標的に着弾、そして大爆発
そして気付けば巨大なクレーターが出来ていた
『あっちゃあ…力込めすぎたかなぁ…加減が難しいなぁ…ふぅ』
「あ…あ…え…」
疲れたような溜め息を吐くY子さんに呆然とする私
やがて爆発の粉塵が晴れるとそこには身体の3分の1が消滅した怨霊の姿
『しぶとい…どれだけ食べたんだアイツは…』
「―ア、アァァァ!―」
平坦な地面を滑空するように滑る怨霊。しかしその目標は私達ではなく…
『…!アイツ川の方に!』
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