梨子「たったふたつの愛」
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64: ◆DEohnfIk4o[saga]
2018/07/27(金) 01:14:48.24 ID:UNip/wsT0

梨子「・・・えっ」


またもや背筋が凍る。口が動かず言葉に詰まる


必死の思いで発した声は震えていたに違いない


梨子「あの・・・私を助けてくれたのは・・・?」



ダイヤ「鞠莉さんがあなたを担いで、わたくしの家に預けにきたのですわ」



ゾワワッと鳥肌が立つ。私は逃げきれたと思っていた。命をかけて逃げ切れたと思っていた


だけどそうじゃなかった。私は逃げきれていなかった



私は、殺人鬼に捕まっていたのだ___







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