男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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730:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/01/14(月) 18:58:33.46 ID:vMyuRbNI0
荷物を置いて下に戻るとサレム君が不思議な踊りを踊っていた。

男「何をしてるんだい」

サレム「ここの神様に祈りをささげるために踊っています」

昆虫族はオカルトに傾倒してることが多いけれどサレム君もその例には漏れない。

神は信じるし、精霊信仰もしているけど魔術は嫌いらしい。

なぜかは分からない。

サレム「〜♪」

甲高い声で歌いながら踊るサレム君をぼーっと眺めているといきなりサレム君の動きがぴたりと止まった。

男「どうしたの?」

サレム「いえ、何か変なものを感じて………。ここの神様は一体どのようなお方なのでしょうか」

じーっと海を眺めるサレム君。その視線の先を追うが僕には何も映らなかった。

ただ穏やかな海が白波を立てているだけで。

「ほらぁ、楽しいわよぉ」

「私は楽しくないわ。砂遊びなんで児戯的な事に興味はないの」

男「あれ、この声は」

サレム「! この声は」

たたたと窓際に駆け寄るサレム君。それに続いて窓からを声がしたほうを見下ろすと

サレム「エンプーサ!」

エンプーサさんとロザリアさんのオカ研コンビがいた。

なぜここにいるんだろう。

ロザリアさんはいつもより多く巻いている包帯姿の上にビキニを着ており、水着姿だというのに露出は少ない。

エンプーサさんはすらりとした肢体に似合うパレオビキニがよく似合っている。ただ緑色の薄皮のような肌のせいで僕には露出が多いようには思えなかった。

………なぜ僕は露出の寸評をしているんだろうか。



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