めぐみん「私はカズマに節操を求めません」ダクネス「しかし、そうは言っても……」
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20:名無しNIPPER[sage]
2018/07/21(土) 22:07:58.68 ID:DaHGsbQ60
ダクネス「ほらカズマ、神妙にしろ!」

カズマ「離せよっ! 俺はゆんゆんの友達になってやろうとしただけだ! 何も悪くないぞ!!」

とりあえず、ゆんゆんは釈放しました。
何度も謝っていたので、反省したようです。
そこにダクネスに捕まったカズマがやって来て、無様に喚き散らしています。最低です。

めぐみん「カズマ」

カズマ「めぐみんならわかってくれるよな! 俺は、お前の友達のゆんゆんを不憫に思って……」

めぐみん「少し、黙ってください」

パァンッ! と、乾いた音が響き渡りました。
それは愚かなカズマの頬を張った音です。
手を上げたのは、ダクネスではありません。

私が、思い切りカズマをビンタしたのです。

ダクネス「めぐみん……」

めぐみん「私は大丈夫ですよ、ダクネス」

不安げなダクネスに微笑んでみせて。
私のビンタを受け、拘束されたまま沈黙して物言わぬカズマをちらりと見やり、頼みます。

めぐみん「カズマを離してあげてください」

ダクネス「いいのか……?」

めぐみん「ええ、もう怒っていませんので」

ダクネスから解放されたカズマは、その場で体育座りをして、俯いたまま。何も言いません。
まるで泣いているようにも見えましたが、どうも歯を食いしばって涙を堪えているようです。

涙を見せられないような訳があるのでしょう。


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