67: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:02:03.62 ID:TQ5drJ1c0
「う」
目覚めると、室内は薄暗かった。
スマホを取り時刻を確認すると、いまだ5時すぎ。夜は明けていない。
疲れは溜まっているから、そう簡単に目覚めるはずはないんだけどな、と思うと、ふいに下半身へ尿意を覚えた。
どうやら原因はこれらしかった。
トイレトイレ――と、立ち上がり、寝室を出ると、廊下の先に明かりが見える。
洗面室から漏れているようだ。
扉が開いているので、ひょいと中を覗く。
髪を解いたアンチョビが、目元を抑えて、俺から顔を背けていた。
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