52: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 20:20:35.19 ID:TQ5drJ1c0
2017年11月19日。日曜日。
起床して枕元の時計を見ると、6時20分。
若干の寝坊に慌てて飛び起きると洗面台へと向かう。
がらがらぺーっとうがいしてシャワーを浴びてリビングへ。
ふーっと落ち着いたところで、そういえばアンチョビの姿が見当たらないのに気付いた。
「まだ寝ているのか……?」
いやまさかそんな、と思いつつも、彼女が某戦車道全国高校生大会の決勝戦に現れなかった理由を思い出すとそのまさかだろう。
部屋の扉をノックし「あの、アンチョビさん、朝なんですけども」と声をかけると、低く濁った「ん"ー?」という返答が聞こえた。
「寝過ごしたぁあっ!」
リビングでドラクエライバルズなど嗜みながら彼女の身支度を待ち、出発。
対面からの朝日が眩しかった。
いつもならアンチョビが作る朝食も今日はコンビニ飯で済まし、電車に乗ったのは30分遅れの7時35分となった。
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