247: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/20(金) 22:53:45.78 ID:LvNYVq+e0
「……展開が、早すぎない?」
「もちろん戸庭にこれまで世話になった礼はするぞ。私のために使ってくれたお金も、これから時間をかけて全部返す!」
アンチョビは、ツインテールを揺らして、腕を組み、むんずとふんぞり返って笑った。
俺は、アンチョビの話した内容を飲み込むのにしばらく時間がかかりそうだった。
予感はあった。いつかこんな日も来るだろうと。
けれどそれは、未来の出来事と思考の片隅に追いやってしまっていた。
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