167: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 22:27:30.48 ID:/cdPx5HI0
「嬉しいですね。ありがとうございます。何飲みます?」
監督からアルコールのメニューを差し出される。
ちらりとアンチョビへ目線を送ると、彼女は口角を上げた。
飲んでいいぞ、ということらしい。
「……じゃあビールをいただきます」
「私はオレンジジュースをもらえると助かるな」
「あぁそうでした。アンチョビはまだ18歳でしたね」
監督はそう言うと、ふすまを開き、階下へ「すみませーん」と声を放った。
やがてビールとオレンジジュースが届き乾杯。
枝豆と豆腐でちびちびやり出したところで、監督が「さて」と話を切り出した。
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