168: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 22:29:17.02 ID:/cdPx5HI0
「事情は聞いています。我々に訊きたいことがあると」
「私個人としても強い興味があったので、お願いして今日の場を設けてもらった形になります」
「じゃあ、まずはアンチョビさんの置かれている状況を詳しく教えていただけますか」
「あぁいえ、一部聞いてはいるんですが、なにぶん伝聞なので、実際に耳にしないとわからない部分もありますから」
監督に促され、アンチョビは「ああ!」と前回同様、これまでの経緯を語り出す。
アンチョビが十数分かけて語り終えると、今度は、
「じゃあ、次に、あちらの世界のことを教えてもらえますか」
とさらに促した。
アンチョビは再び語り始める。
最終章2話以降のネタバレが大いに含まれており、俺は小さくないショックを受けたが、黙って耳を傾けた。えらい。
アンチョビが「以上!」と話を締めると、監督は少し間を置き、口を開いた。
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