163: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 22:20:00.07 ID:/cdPx5HI0
「ええ、どこの店?」
「食べに来るか? 隣駅のイタリア料理店だ!」
――まったく、すごい行動力だなあ。
まぁ、俺にアンチョビの行動を止める権利はない。
俺が渡せる金に限りがあるのも確かだし、アンチョビに欲しいものがあるのなら自分の稼いだ金で買うのも良いだろう。
……けれど、この、一抹の寂しさは何だ。
その根源を突き止めるのは、骨が折れそうだった。
午後になり、久しぶりの我が家を満喫して、俺は戯れに二度目のガルパン最終章を観に出かけた。
家へ戻るとアンチョビが夕食を作り終えていて、俺はそれを食べて眠った。
体の疲れはなく、気持ちよく寝られた。
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