162: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 22:18:36.71 ID:/cdPx5HI0
うどんを平らげ、食後のお冷やを飲んでいると、アンチョビが「そういえば」と思い出したように口にする。
「今日の分の動画はもう撮ってあるからな。編集頼むぞ。私、午後はいないからな」
「どこか行くの?」
「うん、バイトを始めたんだ」
誇らしげにアンチョビは言うが、俺は驚くばかりだ。
「……いやいや、しなくて良いって。前にも言った通り、俺の給料で十分でしょう。働いてる暇があるんなら、その時間を使って元の世界へ帰る方法を探した方が良い」
「そうは言うがな。四六時中考え込んでばっかりいるわけじゃないだろ。時間は空いてるんだ。というか、そもそももう面接も通って働き始めてるしな!」
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