119: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 22:27:46.45 ID:MeNYOwih0
「む、むぅ〜。も、もうちょっとで終わるはずなんだが」
「いや見た感じ1ミリも進んでないし。俺がやりますよ」
半ば無理矢理にPCの前を奪うと、まずは撮影した動画をチェックする。
画面の中のアンチョビは「冬季無限軌道杯というのがあってなあ」とか「2年の時に初めて会ったんだ」とか、質問の一つ一つに身振り手振りをつけて答えている。なんの問題もない。
編集は1時間ほどで終わった。
2本目を撮ろうかと言ってみたのだが、アンチョビに「撮り溜めがあるんだから、今日はこれで終わりだ!」と返されてしまった。
確かに今日撮影した分の公開は2日後である。
明日から仕事だ。アンチョビの言う通り、体を休めるのも良いだろうと、俺はドラマCDを聴いたり溜まっていたアニメを観たり、映画を観たりして時間を潰した。
やがて夜になってアルコールを入れると、時の流れは一層早まった。
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