38:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/14(土) 18:11:03.80 ID:TXxgAIfuO
私は聖堂に身を移して、あとのふたりのシスターと、しめやかに時間の過ぎるのを待っていました。
やがていつもの起床時刻を過ぎ、定めている朝食の時間を過ぎても、セイラムたちは食堂から出て来ませんでした。
もうしばらくが経つと、仕事があるからと、一緒に待っていたおふたりが聖堂から出て行きました。
ひとり残された私は、ほとんど無意識のうちに、胸の前で手を組んでいました。
何が起きているのか、何か悪いことが起こっているということしか、私にはわかりません。
どうか、と祈りを捧げようにも、何をどう祈れば良いのかが定かでない。
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