19:名無しNIPPER[saga]
2018/07/13(金) 08:21:30.93 ID:eCrKDArS0
(うぅ、気まずい……帰りたい……)
卯月はもじもじしながらひたすら目の前を流れる川を見つめている。
一方、そんな卯月のいじらしい横顔をなんだか珍しいものを見るような目で観察していた凛は、唐突にある考えを閃かせた。
そして良い案だと思えば深く考えず直球で実行するのが、この単純かつ素直な頭の為せるところなのである。
「あの」
「へぁいっ!?」
「え、っと……恥ずかしい話なんですけど、先輩にお願いしたいことがあって……」
「な、なんでしょう(まさかカツアゲ!? お金持ってないよ〜!)」ドキドキ
凛は照れくさそうに目を逸らし、やや頬を赤らめながら言った。
「わたしと、友達になってくれませんか?」
「え?」
「え?」
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