凛「卯月に1ミリでもちょっかいかけたら殺す」
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12:名無しNIPPER[saga]
2018/07/13(金) 08:17:02.33 ID:eCrKDArS0


目が覚めると卯月は保健室のベッドに寝かされていた。

「あら、ようやくお目覚めかしら」

「先生……あれ、なんで私……?」

先生に事情を聞くと、気絶していた自分を渋谷という1年生が保健室まで運んできてくれたらしかった。

「渋谷さんはもうとっくに帰っちゃったけど、あなたは時間大丈夫? ずいぶんぐっすり寝ていたみたいだけど」

時計を見るとすでに夕方6時をまわっている。

(わっ、もうこんな時間! ママが心配しちゃう……)

卯月は慌てて跳ね起きて帰り支度をした。

そうして帰りの道すがら、唐突にあのおそろしい血まみれの現場を思い出して身震いした。

(あの後どうなったんだろう。渋谷さんっていう人が助けてくれたのかなぁ)




一方、渋谷凛。

(疲れた……今日は散々な目にあったな)

(ハナコと遊んで癒されよう)

(あの人、大丈夫だったかな。靴の色からして先輩だったみたいだけど……)

(……ていうか、どこかで会ったような……?)


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