オリジナルss 恋する乙女は頑張る。
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14:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:20:34.89 ID:TUAcnqRm0


「起きてお爺ちゃん。出かけるよ。」


「でか……ける……?」


「そう、出かけるの。わかる?これから一緒にお出かけしようね。」


私の呼びかけに応じてくれたのか

お爺ちゃんは不自由な足腰でなんとか立ち上がり一緒に行くことに同意してくれた。

寝巻きのままだと不自然に思われるからズボンを履き替えてジャンパーだけは着させた。

これでOKだ。家を出た私たちは近所の人たちに見つかることもなく電車に乗った。

電車はガタンゴトンと揺れながらある場所へと向かっていた。

それはS県の外れにある山ばかりがそびえるT市。そこへ私たちは向かった。


『終点〜!終点〜!』


それからT市に入った私たちはさらに奥にある終点まで向かった。

そこは本当に何もない場所だ。

山々とわずかにある民家とそれに神社がある程度の辺鄙な土地。

ここが私の目的地。今からこの場所で私は恐ろしいことをやらなければならない。



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