('A`)ドクオは異世界でも社畜になるようです
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28:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:06:12.75 ID:73AMZQgV0
ξ゚听)ξ「なるほど。依頼者は別の街に行くから一人で戻ってたと」
('A`)「……はい」
ξ゚听)ξ「確かに一緒にモトノ街に帰るとは契約書には書いてなかったわ……私がちゃんと確認しとくべきだったわね」
29:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:07:08.97 ID:73AMZQgV0
ξ゚听)ξ「そういえばあなた丸腰なのね……」
('A`)「え? 運搬業って武器いるの?」
ξ゚听)ξ「街の外では自分の身を守るために武器をもつのは常識よ!」
30:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:07:52.21 ID:73AMZQgV0
ξ゚听)ξ「これいいわね! あっ!こっちは新作かしら!!」
( ・∀・)「お、さすがいいところに気が付くねぇ!これはあの有名な剛腕鍛冶師が作った最新作!!」
('A`)「……」
31:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:08:58.98 ID:73AMZQgV0
ξ゚听)ξ「ドクオ!これ面白いわ!持ってみて!」
('A`)「……はい」
ツンが持ってるのは今まで見ていたメイスとは違い、棘のついた鉄球が鎖を介して柄とつながっているものであった。
32:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:09:41.92 ID:73AMZQgV0
ツンに手渡された瞬間、鉄球は重力に従うままに石畳の床へ落下した。
低い音が静かな店内に鳴り響く。
ξ゚听)ξ「? どうしたの?」
33:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:10:36.17 ID:73AMZQgV0
( ・∀・)「もしかして筋力値足りてないのかな? ちょっとステータス見せてみて」
( ・∀・)「あー、やっぱりだ。うちの武器は筋力C未満は装備できないんだよ」
ξ゚听)ξ「そうだったの?」
34:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:11:33.37 ID:73AMZQgV0
( ・∀・)「うーん、残念だけど、うちじゃどうしようもないからね」
( ・∀・)「なんなら別の武器屋紹介するよ」
( ・∀・)「鈍器の良さをあんまり理解してないとこだけど、剣とか刃物の品ぞろえはなかなかだよ」
35:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:12:52.04 ID:73AMZQgV0
( ´∀`)「うん、君じゃ剣は装備できないね」
紹介された武器屋にきて早々に告げられた。
まだステータスを確認しただけである。剣に触れてもいない。
36:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:14:13.95 ID:73AMZQgV0
ξ゚听)ξ「やめときなさい」
('A`)「なんで!?」
ξ゚听)ξ「そこにあるのはシーフ系の職が対人用にもつ武器よ」
37:名無しNIPPER
2018/07/18(水) 13:15:10.75 ID:73AMZQgV0
ξ゚听)ξ「攻撃翌力はそのナイフより2倍以上! 重量も軽く扱いやすい!」
('A`)「……地味」
先ほど『魔物相手からの自衛用』といったことは忘れているのだろうか。
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