53: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/08/06(月) 20:33:44.58 ID:s95ACY/40
「遠慮、しないでさぁ……んっ!
もっと大きく口開けて……、アタシを、受け入れちゃいなってばぁ……!」
――しかし、乙女の強攻が許されたのもそこまでだった。
プロデューサーが遂に抵抗の素振りも恵美に見せなくなった時、
彼女によって固く閉ざされていたハズの扉が予告もせずに開いたのだ。
廊下から差し込む外の光。背中で感じた人の気配に彼女が慌てて振り返る。
「……おや、おや、おやぁ〜」
そうして、偶然にも二人の痴態を発見することになった少女は張り付いた笑顔でこう続けた。
「お二人とも、こんな離れで何をしているんですか〜? ……キツゥーイお仕置きが欲しいのかも。うふふっ」
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