【艦これ】一九四八年:あるいは爆雷でいっぱいの海
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23:名無しNIPPER[saga]
2018/07/09(月) 00:25:20.30 ID:leW1YX1c0
『――即答しなかった時点で、君は拒否すると思っていたが』
「単に心の準備が必要だっただけさ、もう決めたよ」
『提督』はさも意外そうに言うが、口調は平坦なまま変わらない。
『では駆逐艦・響。貴艦に新ソヴィエト連邦自治領ウラジオストクへの赴任、海上国境線の監視任務を命じる』
「了解。響、新ソヴィエトでの任務にあたる」
ユニット ディスプレイ
ほとんど形ばかりの辞令を述べ、自律思考型演算装置――『提督』の画面は暗くなった。
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