【艦これ】一九四八年:あるいは爆雷でいっぱいの海
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15:名無しNIPPER[saga]
2018/07/09(月) 00:20:12.02 ID:leW1YX1c0
サナトリウム
療養所の中は、確かにある意味で緩やかな地獄だった。

誰もが生気なくぼんやりとそこかしこに佇み、どこか遠くの方で苦痛に呻く声が聞こえてくる。

汚れ一つない白い壁は、そこが人々の最期の場所であることを雄弁に物語っているとさえ思えるほどだ。

何とはなしに患者を眺めていた響は、やがて本当に見知った顔を見つけた。



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