【艦これ】山城「告白と便意はそれとなく似ている」
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7:名無しNIPPER[sage]
2018/07/08(日) 17:47:41.17 ID:5XVV+lnp0

その日を境に、私は確認するように提督の行動を観察した。しかし結果は、どれもこれも当てはまり、私は困惑した。

もし提督が私のことを好きだったら。そうした場合、私はなんて答えるだろう。

携帯は新着メッセージで常に埋まる。私へのスキンシップは数が増える。私のつまらない話をうんうんと頷き肯定する。

もしも。そのもしもが、私の穏やかだった心の海を荒だてた。

私は、提督を友達以上、親友未満で考えている。だけど提督は、どうなんだろう。私を良き友達としてみているのか、それとも。

荒れ狂う大海原が静まることはなかった。いつ何時でも、頭の片隅でその人の考える。

眠りの落ちる寸前まで。時には眠りに落ちた中でも会うことがあった。

でも私は、これを恋とは呼ばなかった。そもそも恋とはなんだ。好きとはなんだ。

その根底に潜むただ単純な疑問が、私を見上げていた。


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