【艦これ】山城「告白と便意はそれとなく似ている」
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6:名無しNIPPER[sage]
2018/07/08(日) 17:46:40.54 ID:5XVV+lnp0

しかし私はめんどくさいことが嫌いだった。携帯でのやり取りは特にそうだから、いつも返信を後回しにしていた。極め付けには返信しないまま提督と会い、そのまま執務をこなしたりもしていた。謝りもせずに。そもそも悪いと思っていなかった。

では提督はというと、返信は秒で帰ってくるか、遅くても30分以内だった。それが返信を遅くする決定打だった。

そしてある日、姉さまの恋愛相談をなんとなく聞き流している時に話された内容に、耳を疑った。それは男性の脈ありの行動の話だった。

男性は、どうも好きな女性には返信を早めるらしい、と。私の姉さまこう愚痴った。提督は返信が遅いと。

姉さまから解放された私はベットに横たわり、なんとなくフリック入力をして検索してみた。男性 好きな女性、と。検索して現れた結果に、私は思わずため息を漏らした。どっちのため息だったのかは、よく知らない。そして額に携帯を押し当てる。微妙に熱を帯びていた。


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