22: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/07/07(土) 16:20:15.56 ID:LgMjPCNT0
「……こうなったのも半分はお前のせいだからな」
「桃子たちのこともよろしく頼みますよ」
二人のやり取りから推測すると、どうも自分たち以外にも
劇団のお世話になるアイドルがいるようで、木無塚さんがメインで携わる仕事はそっちらしい。
今回脚本を書き直したのはそのついで、
といったような会話が私たちの前で広げられる。
……しばらくすると、こちらが手持ち無沙汰で待っていることに気づいたプロデューサーが言った。
「まっ、込み入った話は酒の席に。早速だけど君たちには、
今度の話がどんな物かを一通り見てもらうとしよう。……エレナ、足踏みするのを止めなさい!」
そうして用意されるプレーヤー。
暇つぶしのステップを止められてむくれるエレナちゃん。
私たち五人は画面の前へと集まると、再生された映像に注目して目を凝らす。
映し出された舞台は当然ながら劇場じゃない。
「市民ホールだね」誰が答えるでもなくそんな言葉が聞こえてきた。
ざわめきの中、照明が落ち、いよいよショーが幕を上げる。
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