18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/07/07(土) 16:14:09.81 ID:LgMjPCNT0
「あてがきですか〜? お手紙を出すときに書いておく、相手の住所と名前のことですよ〜」
難なく答えているけども、先の文脈から察するに、
今話してるあてがきとは全く別の物だろうな。
案の定、そんなことも知らないのか? とでも言いたげに顔をしかめた木無塚さんが。
「あてがきを簡単に説明してしまえば、用意する役を演じる者に合わせて書くことだ。
例えば、君たち二人の役にそれぞれサッカーと将棋の趣味を持たせたりね」
正しい"当て書き"の解説を披露して、目を細めるように嘆息する。
……やれやれどうもって感じかな?
でも、エレナちゃんたちは彼の言葉に驚いたような声を上げると。
「ワタシがサッカー好きなの知ってるノ!?」
「将棋についても言い当てられてしまいました……!」
凄いというより気味が悪いといった様子で二人が木無塚さんを見た。
すると彼は、フッと口角を上げるようにして「何、褒められるほどの知識じゃない」なんて。
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