9: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:00:17.75 ID:WHUb6eVP0
ナナミ「あーそうでしたそうでした。お兄ちゃんは昔っから、女の子の扱いってのが分かってないもんねぇ」
コウイチ「……悪かったな、どうせ分からないよ。お前みたいにはできないんだよ」
ナナミ「…そんなんで大丈夫なの、フォース」
10: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:04:12.47 ID:WHUb6eVP0
コウイチ「…じゃあどうすればいいんだ? 教えてくれよ。俺だって、そりゃ、今の感じのままGBNで戦ってもうまくいかないかもしれないとは思うけどさ」
ナナミ「……お兄ちゃん、GBNでアヤちゃんと話してたときは、どうだったの?」
コウイチ「どうって…ただ、フォースの仲間として、普通に話してたけど」
11: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:05:38.36 ID:WHUb6eVP0
夜 GBN
12: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:07:17.69 ID:WHUb6eVP0
アヤメ「いえ、その。入ったはいいけど、することもなくて。ぶらついていたらコーイチ…さんがいたし、よかったらと思って」
コーイチ「そ、そっか。じゃあ、お願いしようかな。人手がある方が効率はいいだろうし」
アヤメ「え、ええ。それじゃあ行きましょうか」
13: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:10:24.60 ID:WHUb6eVP0
コーイチ「はあああっ!」
14: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:11:35.83 ID:WHUb6eVP0
コーイチ「いやぁ、ありがとう。おかげでどうにかリクくんたちに置いてかれないで済みそうだよ」
15: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:16:07.28 ID:WHUb6eVP0
アヤメ「…そうですか? それじゃあ……。その…すみませんいろいろ」
コーイチ「え?」
アヤメ「私、結構キツイこと言ったりして。その、年下なのに。失礼でしたよね、いろいろと」
16: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:17:36.86 ID:WHUb6eVP0
コーイチ「……あの、僕からもいい?」
アヤメ「? はい」
コーイチ「そんな畏まった口調じゃなくていいよ?」
17: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:32:08.42 ID:WHUb6eVP0
アヤメ「そんなこと…今日リクたちと話してるの見てて、私、思いました。ああ、この人はすごく、その、あんな風に無邪気な子たちに懐かれるくらい、いい人なんだって」
コーイチ「懐かれてる…かどうかは分からないけれど、普通のことをしてるだけだよ、彼らの仲間として、すべきことをさ」
アヤメ「仲間としてすべきこと…」
18: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/07/04(水) 04:33:50.09 ID:WHUb6eVP0
コーイチ「はは…冗談だよ、冗談。まぁ、とにかく、そんなに気にしないで。リアルでもGBNでも、僕は僕。アヤメくんはアヤメくん、だよ」
アヤメ「私は、私…?」
コーイチ「まぁ、妹の受け売りだけどさ。でも、ホントのことだ。今ここにいる僕もアヤメくんも、リアルで名前が変わったとしても、同じビルドダイバーズの仲間なんだ。…だから、遠慮なんてすることないよ。ええと、リアルじゃ難しいかもしれないけれど」
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