【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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95:名無しNIPPER[saga]
2018/07/08(日) 00:06:02.24 ID:oIK9vEoS0
真帆「紅莉栖……」

紅莉栖「これまでにお聞かせした夢物語のような話の数々。その全てに確かな実証なんて何一つない」

紅莉栖「私のタイムトラベル仮説に対する正誤も、世界線という名の歴史の在り方も。それ以外の信じられないような数々の何もかもも」

紅莉栖「その全部の根底は、ただ私たちの中のに……いえ、違いますね」

紅莉栖「根底として提唱できるものは、そこにいる彼の中にしか、存在しまていません」

真帆(岡部さん、だったわよね)チラリ

岡部「…………」

真帆(この人は一体……)

紅莉栖「だから。私の尊敬する科学者である先輩が、そんな曖昧なものに足場を設けるような愚行を容易く受け入れられないことは、重々に承知しています。でも……でも」

真帆「でも、何かしら。それでも私に、あなた達の話を信じろ、と?」

紅莉栖「はい。どうにか信じていただけないかと」

真帆「はぁ。むしろ私の方こそ聞きたいくらいよ」

紅莉栖「何をですか?」

真帆「ねえ紅莉栖。あなた程の人がどうやったら、こんな絵空事を真に受けて、あまつさえ協力しようなんて気になったの?」

紅莉栖「先輩……」

真帆「あなたが科学者として紡ぎ上げる理論は、いつだって美しかったわ」



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